長松地区の「おはじょう」という小さな山の山すそに、十三仏塚と呼ばれる13基の塚がある。中央の一番大きな塚は、高さ2m、直径7mほどで、左右に6個づつの小塚がある。
塚の近くには「おはじょう屋敷」という地名もあり、昔その屋敷に住んだものが築造した供養塚と推測される。
造立の時期は、南北朝時代から室町時代初期と見られる。
十三人の武将や非業の死をとげた者を葬ったとする説もあるが、宗教的には十三仏信仰とつながるとする説もある。
巴御前が木曾義仲の冥福を祈って造立したという伝説もあるが、立証すべき根拠はない。
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