権現堂山は下権現堂山と上権現堂山の2つからなる山です。6月~11月が登山シーズンで、シャクナゲやツツジが美しい6月、9月~晩秋までの紅葉の時期が登山に最適です。
また、地元に伝わる民話「弥三郎ばさ」が住んでいたとの言われる山としても知れれています。下権現堂山に行く途中には「弥三郎清水」があります。
権現堂山登山
左側が下権現堂山、右側が上権現堂山
山開き | 毎年6月第一日曜日 |
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登山シーズン | 6月~11月 |
標高 | 下権現堂山:897m / 上権現堂山:998m |
所要時間 | 山頂まで約3時間 |
登山口 |
1)長松登山口 2)清本登山口 3)手ノ又登山口 |
駐車場 | 20台(長松登山口) |
弥三郎ばさ(広神の民話)
息子の弥三郎と嫁、そして赤子の四人で幸せに暮らしていた弥三郎ばさに、次々と不幸が訪れます。
腕利きの猟師だった弥三郎を亡くし、嫁さんも死んでしまいます。
途方にくれたばさと、空腹で泣きじゃくる孫。
うとう、やせ細った孫も、息を引き取ってしまう。
以来、ばさは飢えと悲しみ、恨みから鬼ばさとなり吹雪の晩には村へ行き、孫のことを思い出しては泣いている子供をさらうようになってしまったそうです。
今もなお、権現堂山には弥三郎ばさが住処にしたと思われる洞穴が残っています。
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